SEA TO SUMMITとは
環境保全協力金
環境保全協力金寄付先(2024年度)
皆さまからお預かりした参加費の一部(一人当たり500円)を環境保全協力金として開催地域の自然保護活動へ寄付しています。
東近江トレイルは、東近江市のJR能登川駅から近江鉄道八日市駅までを縦走する繖山(きぬがさやま)と箕作山(みつくりやま)の稜線をコースにしています。 主な活動内容は以下になります。[1]里山・散策道の整備(近自然工法に取り組む)[2]道案内・歴史案内看板の設置[3]東近江トレイルコース地図制作[4]情報発信(youtube,Instagramなど)[5]子供里山 保育活動支援 (間伐材を使用した物づくり体験など)、幼児園卒園登山サポート[6]エコツーリズム東近江トレイルコースツアー実施[7]東近江トレイルシンポジウム開催 四季折々、様々な機会にその魅力を体感してもらい、この活動に多くの方々の参加を呼びかけています。
環境事業部では栗見プロジェクトと名付け、湖岸に漂着した流木・ゴミ及び美観を損なう草木の除去を東近江市と協働で行い、市民の憩いの場である琵琶湖岸を復活させ、自然環境の保全に理解と関心を深める活動を行っています。(写真左)また、フラ輪プロジェクトとして、市の玄関であるJR能登川駅を花で飾る活動も能登川中学校生徒会や能登川南小学校の生徒児童と行っています。(写真中)健康福祉事業部では市立能登川病院敷地内の清掃美化や花苗の植替えを行い地域医療の維持発展を住民の立場から支えるための活動を行う能登川病院をよくする会と協働しております。(写真右) 歴史・文化事業部では、猪子山麓にある能登川南小学校の生徒たちに身近な自然と親しみ、里山の循環を取り戻すこと、また、今の暮らしに合った里山利用と保全の実践を行っています。いずれの活動も、地区の住民の住み心地向上、来訪者の増加に繋がるものであり、継続発展させていく所存です。
五個荘地区まちづくり協議会は平成18年3月に設立。平成25年に東近江市より五個荘コミュニティセンターの指定管理を受け、生涯学習事業に力を入れる一方、地域の課題に対応し三方よしの精神で住みよいまちづくりを進める様々な事業を展開しています。環境に関する事業としては、5月には「ごみゼロウオーク」を開催。小学生を対象に、さつま芋植付け、芋ほり体験を実施。生ごみをたい肥化するダンボールコンポスト講習会を年2回開催。大型金属資源回収事業は年3回実施し約8トンの資源回収を行っています。びわ湖 東近江SEA TO SUMMITでは、おもてなし部会でコーヒーや地元名産の和菓子を提供しています。
清水・小脇街づくり委員会(びわ湖・東近江大会)
清水・小脇街づくり委員会は、東近江市の箕作山と麓の地域を楽しく住み良くしていこうと、清水町総自治会・小脇郷自治連合会の支援のもと、両地域の仲間が協働で活動しています。箕作山が身近な自然に親しめる場となるように、ハイキングの開催、ハイキング道の木々の伐採、道標・眺望案内板・樹名板等の設置などに取り組むとともに、子どもたちがたくさんの思い出を作れる育ちの場となるよう箕作山・麓の自然環境のすばらしさを伝えています。
令和6年1月1日に能登半島で発生した大地震により、多くの建物が損壊し、懸命の救助活動が進められました。こうした状況を受け、モンベルでは「アウトドア義援隊」を発足。被災者支援のための物資の配布や援助金の受け付け、現地へ支援活動に向かう団体へのサポートなどを行いました。参加者の皆様からお預かりした寄付金は今もなお続く復興支援に役立てられます。
伊部区有林管理会(岡山 備前大会)
伊部区有林管理会は、地区の財産である400haの山林を管理する地縁団体です。SEA TO SUMMIT開催においては、最終ゴール地点の大滝山環境保全林の環境整備を行うとともに、登山コースである鬼ヶ城林道の草刈り、山中の急坂部にある段木の交換,凸凹部の補修等を行い、安全に実施できるよう協力しています。参加者の皆さんからいただいた環境保全協力金は、コースの整備に充てております。このコースが参加者の皆さんや地元民によく利用され、健康増進や、山を愛し、自然環境を守る気持ちにつながることを願っています。 今後とも、林道沿いの溝掃除や草刈り、山の整備などの活動を続け、山林の環境保全に努め てまいります。
一般財団法人 小清水自然と語る会(オホーツク大会)
自然環境と人間の調和を理念の一つとし、環境保全または創造に資する活動のほか、教育啓発活動、実践活動、調査研究活動に取り組んでいます。自然環境思想の啓発として、自然の大切さや環境保護の必要性について交流・体験・研修事業や広報活動を行っているほか、エキノコックス感染症防止のための駆除剤を散布することで、人と野生動物が共存できる自然環境を保護しています。
斐太地区協議会(糸魚川・上越・妙高大会)
妙高市北部の斐太と呼ばれる地域の住民組織です。この地域には稲作が伝来した弥生時代からの集落遺跡や豪族が築いた古墳群、上杉謙信が活躍した戦国時代の山城等が良好に保存されており、時代の異なる3つの国指定史跡が密集する「歴史の里」として広く知られています。こうした史跡は豊かな里山の自然と合わせて散策できることから、現在はその大部分が史跡公園として整備され、地域の自慢となっています。この恵まれた環境を保全し、多くの人に訪れてもらうため、草刈りなどを始め、遊歩道や看板の整備などの活動や史跡を活かしたイベントなどに取り組んでいます。また、周辺集落のクリーン活動や不法投棄監視なども行っています。今後は、組織的な取り組みを強化することで活動の参加者を増やし、史跡を含めた地域の環境保全を一層進め、地域全体が「未来の歴史遺産」となることを目指します。
大雪山国立公園パークボランティア連絡会は平成元年度の大雪山国立公園層雲峡・旭岳地区ボランティアレンジャー連絡会の発足に始まり、今年で35年間活動を行ってきています。ボランティア活動は年間行事を計画しその実施にあたるとともに、ボランティア会員個々による行事以外の一般活動が行われています。活動内容としては、自然解説・利用者指導、高山蝶パトロールによる違法採取巡視や生育観察、高山植物保護ロープの整備、外来植物の防除、地域団体が実施するクリーンデーへの参加など山岳地域及び登山拠点地域における多岐にわたるボランティア活動を行っています。今後もこれらの活動を行い、山岳地域における新たな問題にも積極的に関わりボランティア活動を実施していきます。
旭岳ビジターセンターの運営を担うことにより、東川町の観光案内や大雪山国立公園東川町域の自然・登山情報を発信・提供しているほか、自然や文化に対する興味が起こり自然保護への意識が芽生えるよう、本町や大雪山の四季を感じるエコツアー・大雪山やアイヌ文化を学ぶワークショップを開催しています。また、東川町大雪山愛護少年団や旭岳パトロールをはじめとした自然保護並びに山岳遭難防止活動も行っています。今後も、東川町の自然の営みとそこに暮らす人々との関わりを訪れる人々がより深く体験するとともに、関係する全ての人々がこれらの保全と利用に責任を持つことができるよう、東川町の特色を活かしたエコツーリズムを中心とした事業を実施します。
月山観光開発株式会社は、SEA TO SUMMITでご利用いただいた月山ペアリフトの運行や登山道の整備、姥沢・姥ヶ岳トイレの維持管理を行っております。また、お客様の安全、そして貴重な高山植物を守るために毎日パトロールを行い、細かい状況把握に努めております。お客様には登山マナーや山岳観光に対するご理解、ご協力をいただき、大変感謝しております。現在、木歩道や案内看板の老朽化が著しいため、国や山形県、西川町などと改善に向けた協議を進めております。頂戴した環境保全協力金は、美しい月山を守り、今後も多くのお客様に足を運んでいただくための整備、修繕費用に活用させていただきます。また月山にお越しいただけることを社員一同、心から願っております。
宍粟50名山ガイドクラブ(しそう 氷ノ山大会)
山地が90%を占める宍粟市が2009年に宍粟市の素晴らしい山々を市内外に広く紹介して交流人口の増大や地域の活性化に寄与するために策定した『宍粟50名山』。これを守り育ててゆく目的で当時50名山の策定に携った仲間で結成された会が「宍粟50名山ガイドクラブ」です。年齢も30歳代から80歳代までの男女約30名で「宍粟50名山の普及と発展を通じて自然環境の保全」を目標に年間を通じて活動しております。主な活動は宍粟50名山のコースの調査・整備などと、道迷い遭難の防止の為の道標整備などを行っており、そのほか年間9回行われる宍粟市主催の登山会ガイド及び市内小学校の自然学校のお手伝いなどを通じて地元の山の素晴らしさを体験してもらっております。また会としても山の情報交換や登山技術の向上などを目的に月1回の例会を欠かさず実施して会員のスキルアップにも努めております。
千曲川北信5市町かわまちづくり(千曲川・高社山大会)
長野県北部の千曲川流域である長野市、須坂市、中野市、飯山市、小布施町の5市町では、「日本最長河川千曲川」を活用した広域観光ルートの構築、地域の歴史・文化の伝承、未来へ繋げる関係人口の創出により、広域観光の推進と地域活性化に取り組んでいます。各市町の水辺拠点で親水護岸、管理用通路等を整備するほか、アウトドア事業者や鉄道事業者とのタイアップによる広域観光ルートの構築、スポーツイベントや水辺アクティビティでの広域連携、川遊び体験で子どもたちにその魅力を感じてもらう活動などを行っています。